貸切バス・旅行会社web担当者がチェックするポイント(鉄道編)21

■東京～新函館北斗　最速4時間2分

昨日公式発表がありました。

東北・北海道新幹線の運転時分について
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151203-2.pdf

担当者を含め多くの人が「3時間59分」を予想していた思いますが、3分プラスの「4時間2分」となりました。「4時間2分」と「3時間59分」では、受ける印象がかなり違うと思います。当然JRさんも、「あと3分なんとかならないか」という議論はあったんだと思いますが、この3分は譲れない3分と判断してのことなのでしょう。

すれ違い問題などで青函トンネル内のスピードが出せないことが、4時間を切れない主な要因だとのことですが、例えば北海道新幹線が青函トンネル区間(53.9km)を260km/hで走行するなら、通過時間は約13分のはず（計算あってますよね？）。この13分だけ、貨物をトンネル内に入れないようなダイヤにし、かつ新幹線同士がトンネル内ですれ違うようにすれば、あと47分は貨物様がご自由にお使いくださいとなり、諸々解決となりそうですが、そっか、貨物はこの区間を47分で通過出来ないんですね。貨物が多く走っている路線なので、新幹線の最優先のダイヤが組めないのが現実のようです。

面倒だからてっとり早く、木古内駅を「西函館」に改称しゃちゃえば、気分的には3時間台達成！　だって都心からあんなに離れてるのに成田空港だって「新と・う・き・ょ・う国際空港」って名乗ってるでしょ(キリツ)的な考えも一瞬よぎってしまいましたが、技術的な改良や工夫が検討はされてるようなので、そう遠くない将来に3時間台は実現できるようです。各方面の努力によって実現されることを期待しています。



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